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レポート

2011.06.21
本物の輸入住宅が造れる会社(2003年3月)

ドンナハウスはエコノミー住宅から高級な住宅まで巾広い建築を設計・施工しています。特にアメリカ住宅には25年の実績が有り「どこか違う上品な輸入住宅!」と評価を頂いております。その違いのポイントは、1棟分の建材を必要な時必要な量を直輸入出来る商社機能を持つ事に有ると考えております。

輸入住宅ドア・扉

ドンナハウスが雑誌等に掲載される時「輸入住宅」に分類されます。一言で商品のイメージを捕らえて頂くに、判り易いのでそれで良いと思いますが、実はかなりの抵抗があります。「輸入住宅」の領域、分類は認知されつつありますが、言葉の定義があいまいで明確でありません。私なりに、考えている事を述べさせて頂きます。笑納下さい。

輸入住宅と対比する領域は何でしょうか?在来和風住宅、在来洋風住宅、鉄骨系プレハブ住宅、木質パネル住宅、ツーバイフォー住宅といった分け方は、造り方 や構造の分類。和風、洋風はデザインの分類で納得が出来ますが、この分類の中に「輸入住宅」が入ってくると、どうも納まりが悪く安定感がありません。”輸 入”の言葉が、デザインでも構造でもなくあまりに曖昧であるからです。

輸入住宅ドンナハウス

「輸入住宅」の言葉は、故人となりましたが、文化人でもあり私の敬愛するノースウェストホームズ(株)(現在は有りませんが)の船越康社長が、約20年前に言い出した造語と本人より聞いております。この造語がいつの間にか一人歩きし色々な建築会社、雑誌、新聞等に使用されていました。当初外国の住宅を一棟 分そのまま輸入して建てる住宅として言っていたようです。現在は欧米の窓や扉を国内の商社より仕入れ取り付けただけの住宅も輸入住宅の仲間に入っていま す。日本の商社より建材を部分調達している訳ですから輸入住宅でなく、「国内調達輸入建材住宅」とでも言ったほうが良いでしょう。

大げさな言い方をすれば、正統派輸入住宅は「生活様式を輸入する」「生活の空間を出来るだけ多く輸入する」が根本にあり「国内調達輸入建材住宅」は洋風の 真似をしている住宅と言えます。「欧米の雰囲気、空気が色濃く漂わねば輸入住宅ではありません」と言ったら非難を受けると思いますが・・・。

ランプ

私が輸入住宅を始めた頃、今から20年以上前を想い出しますと、御客様の殆どの方は商社、航空機関係、研究者の海外生活経験者でした。日本に戻る時その滞 在地での魅力ある豊かな生活様式をそのまま維持したく、その為現地で購入使用した家具迄持ち帰りなるべく滞在地のイメージに近い住宅を注文されていまし た。日本の今までの廊下巾、扉の巾や高さの住宅では、ソファーもベッドも食器棚も搬入出来ないのです。このような方々の完成後の住まいが雑誌に掲載され話 題となり輸入住宅のブームを作ったのでしょう。

我々は最近欧米の住いをTVや映画のシーンで観慣れて来ていますが、それでもはじめて欧米へ旅行した時、住宅地の町並みの美しさ、住宅の美しさ、豊かさ を、現実に見て、日本との違いにカルチャーショックを受けた方が多い事でしょう。輸入住宅をお望みの御客様はカルチャーショックの「あの様な住い」を造り たいとの思いが原点にあると考えます。「あの様な住い」は土地のロケーション、土地の大きさ等から始まり、建物の大きさ、色彩、デザイン等が揃わないと実 際には実現出来ません。しかしなるべく多くの要素が整えば整う程より近い住いが出来る事は確かです。大切な事は「なるべく多くの要素」を、建築については 「なるべく多くの輸入建材」を揃える事が本物の輸入住宅に近づく方法です。当然その輸入建材を現地と同じ施工方法で取り付ける事が前提でありますが・・・。

ドンナハウス

極論を申し上げれば、正統派輸入住宅は全ての建材を輸入する住宅です。そして、ドンナハウスはそれが可能な会社であるという事です。

ドンナハウスは商社を通さず直接アメリカの建材集荷業者「ウエアハウス」と取引をする事により、御客様のどの様なご要望にも応えられるシステムを整えています。

30坪位の住宅建材が12メートルの大型コンテナに入れられ貴方様の敷地に横付けされ、商社ー問屋ー小売店といった輸入の流通経費を省き、経費を最小限に抑えたシステムです。40フィートのコンテナは貴方だけの箱です。家具でもカーテンでも何でも運べるからこそ、直輸入の魅力があります。

大量の消費を目的とした日本の建材商社経由の建材では、住い造りの大切な小ロットの建材が手に入れられません。この重要なポイントを可能にするシステムが直輸入の本物の輸入住宅です。

ドンナハウスは数ある輸入住宅の中で、ご要望があれば本物のアメリカ、カナダ住宅を造る事が出来る、数少ない「輸入住宅」の会社と申せましょう。

カテゴリー:話題

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