レポート
アンティーク家具大好きの茨城に建つK様のお住まいをご紹介します。2台の車のビルトインガレージを有し、67.3坪のお住まいです。外壁は206材の構造に通気層をとり、英国より輸入したレンガを貼りました。インテリアについてはコマチ家具様のコーディネートのもと、当社が施工を行いました。
外壁
コーナー及び窓台は、一般部より厚いレンガを使い、一段表に出張らせ重厚さを表現しています。夜、照明が当たると、その重厚さが強調されるそうです。ガレージ扉 右にある小さな「とんがり屋根」の部分は当社が造作した郵便ポストです。
出窓下はレンガをヘリンボーン貼りで意匠しました。また、アイアンのフェンスはレンガとの相性が良く、全体を引き締めかつ重厚なアクセントになっていると思いませんか?
玄関ホール
腰パネルペイント仕上、床材 ムクのオークフローリング。1階天井の高さ2.7mでゆったりしています。正面の扉はダイニングルームへの入口です。
左はエレベーター。正面の2枚扉はシュークロークの入口で、シュークロークはガレージに続いています。
シュークローク
棚をカーテンでカバーしたコーナー。アンティークの衣装タンスともバランスがとれています。
ファミリーリビング
TV上のステンドグラスは引き扉になっており、キッチンにつながっている小扉です。夜、キッチンの光がステンドを通し、ファンタジックな空間を演出します。
右奥はダイニングルーム。左の両開きのガラス扉(パティオドア)の向こうはサンルームです。
サンルーム
サンルームよりファミリーリビングを見たところです。四方の壁がレンガ造りのため、屋内に居ながら屋外を感じさせ、庭との中間をとりもつ良い雰囲気を漂わせます。
外部扉は4枚折れ扉で、全開すると庭と一体感が演出できます。夜、庭の照明を灯した時は最高です。
サンルームの天井。お気に入りのシャンデリアを吊るすには天井を高くする必要があり、意匠を施した織り上げ天井にしました。モールディングはサンメント等です。
ダイニングルーム
すばらしい家具を置いたダイニングルーム。右開口部の向こうはファミリーリビングです。
左の赤い部屋はパソコンルーム。また、右側カーテンの奥はキッチン。普段はタッセルで左右に振り分けオープンです。
キッチン入口のカーテン。コマチ家具様のアイデア、デザイン、製作品です。柔らかい感じが出ていて良いと思います。
クラフトメイド社のキャビネット。カウンターは本来なら本石のカウンターを使用したいところですが、食器を倒したり、落としたりした時、破損させない確立が高い為、人造大理石としました。
パソコンルーム
写真の露出光の不足し、赤が正確に写っていませんが、高貴な赤のクロスです。左のスタンドの下のキャビネット内はプリンターが収納されています。
カーテンの後は収納棚。一般的には収納扉をつけますが、キッチン入口同様、柔らかい感じで、今後の参考例となるでしょう。
1階パウダールーム
洗面台 Kraftmaid社 カウンター 大理石 便器背面 小扉3枚はトイレ用品の収納扉です。
階段
L.J.Smith社の階段。腰パネルは造作でペイント仕上。
広々とした階段の踊り場です。
2階~小屋裏への階段の裏側、いいかえれば1階の上に掛かる階段の裏側にも廻り縁で意匠を凝らしました。
2階廊下
幅1.4mのゆったりとした廊下。奥はエレベーターの扉です。
主寝室
廊下より主寝室へ。床材はオークフローリング。
白い天井、淡い紫のクロス仕上。床 オークフローリング。
ゲストルーム
濃い紺の壁クロス、白い天井クロス。
脱衣、洗面室
Kraftmaid社の洗面キャビネット。鏡、大理石カウンター
洗面キャビネットと同じ素材の収納棚。また、カーテンの後はシステムバスの浴室扉です。インテリアのイメージを保つ為の工夫ですが、早くおしゃれな浴室扉がシステムバスの付属の中に出来てほしいものです。
リネン室
脱衣、洗面に隣接したスペースで、洗濯、乾燥、アイロン掛けまで、TVを見ながら作業できます。
一時的な物干しができるよう、ハンガーパイプが配置されています。
2階パウダールーム
Kraftmaid社の洗面キャビネット、大理石カウンター、壁紙は当社ショールームの洗面クロスが気に入られ同じものを使用して頂きました。
便器うしろの収納扉をあけると、トイレ用品が入れられています。