レポート
西東京市のＴ様のお住いを御紹介します。
T様は長年に渡りヨーロッパのアンティーク家具、食器、レースに興味を持たれ収集されておられます。今迄のお住いの隣に更に土地を求められ、このお気に入りのアンティークが映える新しい住い造りを計画され贅沢な建築のお仕事をドンナハウスがさせて頂きました。
『何故ドンナハウスを選ばれたか』ですが、T様がよく犬の散歩にお出掛けになりその折Ｔ様のお好みの気になる家が公園の前にありました。今度の建築計画に当り「気になる家」へ恥ずかしいと思いながらも当ってくだけろの精神で設計と建築会社をお聞きになったそうです。そんな御縁でご連絡をいただき当社とのお話が始まりました。
イギリスのアンティークレンガタイルを建物の外壁、塀と貼り、新しい建物が突然出現したようではなく昔からずっとこの地に建物が有った様に、その地域にとけ込んだ自然さを漂わせています。外構の計画施工ももちろんドンナハウス、植木工事は石匠園さんです。
玄関アプローチと中庭との間にアンティークレンガの曲線を持った塀を作りました。狭い庭ですが曲線により奥行感が出せたと思います。塀に組み込んだ通用口、既製品ではつり合いがとれず杉板を使い大工工事で造りました。
パティオ（母屋より新築を写す）
樹木に囲われた中庭のデッキ。このデッキを通り母屋へ連絡しています。又、日差しの強い時利用できる懐の深い庇も作りました。この場所で過ごすティータイムは最高とのこと。
新築より母屋へ通じるデッキ
食堂
アンティークの家具、アンティークのガラススクリーン等調度品がすばらしい。
2階に位置する居間
船底天井が吹き上がり３階ギャラリーへと空間をひろげている。時代物のミシン、今でも使用できるそうです。
居間より続く個室へアンティークショップで見つけてこられたガラス扉を組み込みました。エッチングガラスを通しての光は大変美しいものでした。
寝室
ベッド、テーブル、鏡とどれもイギリス製
洗面所
上部の鏡は、やはりイギリスのアンティークミラー、下部は上部と合せチェリー材のKraft Maidのキャビネットを輸入しました。クロスもイギリス製品を使用。
