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レポート

2011.06.21
満足の行く『住まい造り』(2004年1月)

1/100の間取図、1/100の外観図を基に住宅メーカーの何社かに競争見積りをさせて、その安い会社へ「住い造り」を任せようとしていませんか?それは、ややもすると欲求不満の「住い造り」になります。

輸入住宅ドンナハウス家は箱です。この箱に人間が居住する環境を加えることにより「住い」が実現します。
環境は空調された空気、家具、カーテン、照明、色彩などを含めたインテリア、そして庭の造り方等で変わってきます。それは、人間の琴線に触れる大切なものと考えております。「住まう」ための箱で、洋館と和風の決定的な違いは家具にあります。

和風は、何も置かず生活感を出さない研ぎ澄まされた緊張感に美しさを覚えます。寝る為の寝具は昼中、押入れに納められ、夜休んだ空間は居間になったり、客間になったり、場合によっては食事をする空間に変わります。大変器用な建物が和風です。

それに比べ洋館は、全く反対で単一の使用目的しか利用できない部屋の集合であり、不器用な建物です。しかし何の準備立てをしなくてもすぐ目的を果たすセットが出来ている点、ある意味では贅沢な建物です。ですから目的達成のための家具は絶対必要条件となります。ベッドの無い寝室やソファーの無い居間、テーブル、椅子の無い食堂は洋館とは言い難い、意味を持たない部屋になってしまいます。

折角の輸入住宅にコタツを置いた居間や布団を敷いたベッドルームの写真を見た事が有りますが、これはちょっと寂しいものです。勿論、御予算の都合上ということもあるとは思いますが・・・。

輸入住宅ドンナハウスそもそも新築を考える時、ほとんどのお客様は今までの生活を変えるということから始まります。古くて壊れそうだからという切実な理由の方は滅多にいらっしゃいません。家族構成が変わり部屋が狭い、収納スペースが無い、オシャレに飾りたいけど家具を置けない、又、部屋はあっても空調効果が悪く暑い、寒い等、建物の不満から建築計画がスタートするのです。
ドンナハウスは洋館を建てることを得意としている会社です。数寄屋造りの純和風の建物は全く経験がありません。そんな私達が常々お客様に申し上げている事があります。

それは、『住い造りと家具は同時に計画し、購入しないと入居後、すぐ欲求不満が始まります』ということです。先にも触れましたが、都合上同時にそれが出来ない事があります。又、そういうケースの方が多いかもしれません。

輸入住宅ドンナハウスしかし、最初は後でと思っていても時間が経つと住い造りの時抱いていた熱い想いも冷め、どうでも良くなり、結果、ああすれば良かった、こうすれば良かったと欲求不満になるのです。
私達はお客様がそうなる事の無いよう、ここにはこんな形のこの色の家具、こんな置き物にこの色の敷物・・・とイメージをはっきりさせてから(本設計時)その他の設備品を決めていきます。そうする事によってお客様がはっきりとご自分の新しい住いに必要な物と不必要な物を理解され、足りない物を時間をかけて楽しみながら探していけるのです。

輸入住宅に興味を持たれた方ならこんな経験ございませんか?人物が一人も写っていない部屋の写真を見た時、それが外国(人)の部屋か日本(人)の部屋か、なんとなくわかってしまう事・・・・。写真立てやスタンド、置き物や絵など所狭しと飾ってあってもどことなくオシャレにまとまっている、逆に一所懸命飾ってあるのにどこかやぼったいと感じた事・・・。この違いは、建築する前の計画時から、その部屋その家の目に映る色の分量バランスを考えているからなのです。

オシャレな居間を造る時、ソファーの生地の色が判らなければ、カーテンも壁の色も飾り縁の色も決められません。ソファーやカーテンなどのファブリックの色や柄を自分の思ったとおりに作る事は不可能です。壁や天井、ドアや飾り縁はいかような色も作り出せます。同様に床の材料や色も家具の雰囲気などによって変わります。家具が決まればカーテンも色や柄だけでなく雰囲気に合ったつり方まで決まってくるのです。そのためにこれらの物はペインティングする前に決めるべきだし、建築計画の総費用に計上しておく必要があります。(ご希望があれば建築材料と一緒にコンテナに入れて家具を持ってくる事も出来ます。)

輸入住宅ドンナハウス使用する建材や設備品の詳細の確認も無く、住宅メーカーの都合で建物の仮契約と称し事実上の契約を急がせ迫る会社とはドンナハウスは異なります。
「〇〇キャンペーン中」とかで理由もなしに最初の見積りからどんどん他社に合わせて値引きする事もありません。
少なくとも本物の輸入住宅に関しては材料費と人件費はどこもほとんど変わりはありませんし、又あるはずがないのです。(勿論、御予算に合わせた計画をする事が前提ですが)同じ材料で同じ工事をする限り、やたらに値段が下がるのは他に原因があるのです。何十人もの人達が集まって貴方の「住いとなる家」を建てる時、施主、業者双方の思い入れがあって、何年経ってもここでよかったと思え、思われる家造りが出来、その結果『満足した住い造り』になるのです。

輸入住宅ドンナハウスドンナハウスは建物の契約以前に設計の契約をさせて頂き「住い造り」のこれら全てを建て主に確認、理解して頂くまで設計段階で充分煮詰め、その後建築の契約を致します。満足のいく「住い造り」は時間がかかります。無料の基本設計サービス、概算見積りサービスでの業者決定は結果、不満足の「住い造り」に繋がる危険性を含んでいます。

一生に一度か二度の大切な「住い造り」です。施主と業者、双方がフェアにじっくり計画に取り組んでこそ満足のいく住い造りが出来ることと考え、皆様にご提案申上げます。『満足のいく住い造り』をご検討中の皆様、ドンナハウスへ是非御相談下さい。

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