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レポート

2011.06.23
223坪の医療ビル

ドンナハウスは住宅建築だけではなく、医院、店舗、又住宅と商業施設の併用も手掛けております。

今回は住宅でない建物をご紹介させて頂きます。

当社設計・施工の「みずき整形外科医院」は、千葉県市原市五井駅から間もなくの場所に有り、ご近所では大変評判の良い医院です。

約10年前にもご自宅の建築をご用命頂き2件目の建築となりました。 総面積223坪で1階は医院、2階は美容整形(予定)の大きな建物です。

外観

外観

モダンでシンプルな外観です。
枠組壁工法の206材を構造のメインにしておりますが、どなたも木造の建物とは思われないようです。

外観

外観

外観

夕暮れになると看板にLEDの照明が入り窓辺の明かりもひときわ輝き出し建物の雰囲気が変わってきます。

外観

建物正面の2階、壁にガラスブロックを組み込みエントランスホールを明るくしています。 夜は内部照明の光が外へ溢れ出し大変美しいものになります。ガラスブロック周囲は、アメリカより輸入した化粧縁Fyponです。

エントランス

エントランス

フロントに立つと自動ドアが開きます。

エントランス

現在設計中の「美容整形医院」への階段、エレベーター、今年中には開院となる予定です。

受付カウンター

受付カウンター

弓形の人造大理石カウンター。背面にデザインされたカルテ棚を設けています。

受付カウンター

受付カウンターの裏側に医療事務の必要機材を納め受付正面から見た美しさを工夫しています。

受付カウンター

コンピューターがカウンターより頭を出さぬ様、カソードの部分カウンターの高さを下げた自信作です。
事務用テーブルの高さが73cm位、受付カウンター1m位とすると、この間の27cm位の所にはコンピューターの高さは納まらない為の工夫でした。

待ち合いコーナー

待ち合いコーナー

大空間のため、構造計算を行い鉄骨柱と大型の集成梁を駆使した空間です。 院長のご要望は「一般病院の冷たいイメージではなく、暖かい居心地の良い空間を造る」でした。
段天井、モールドで装飾した柱、桜材の雑誌入れのキャビネット、上部カウンターは大理石、隅に置かれた照明はイギリスより輸入したアンディトートン、床は大理石調のホモジニアスタイル、また全館床暖房が施工されております。

第一診察室

第一診察室

レントゲン室、MRI室
スタッフとの情報交換が出来る機能性の高いテーブルを備えています。

MRI検査室

MRI検査室

高度な診察を行うため、MRIが備えられています。強い磁力線が常時発せられるため、その防御工事は日立メデコ㈱が担当。MRIの機材の重量は、10tを超えます。患者様の検査時の緊張感を和らげるため、クロスの柄、色調は検討を重ねた産物です。

MRI操作室

MRI操作室

御主人様のリクエストで、ゲストルームは和室になりました。前面の磁力線を通さないガラスから、検査状況を確認しています。

レントゲン室

レントゲン室

X線がもれない鉛板を周囲に貼りつめ、その表面にクロスを貼っています。

レントゲン操作室

レントゲン操作室

処置室

処置室

カウンターのブルーのシンクは、単調になりがちの空間に良いアクセントとしてひびき存在感があります(コーラ社製)

リハビリコーナー

リハビリコーナー

リハビリコーナー

理学療法室

理学療法室

理学療法室

水治療室

楽しく明るい雰囲気を出しました。

男子洗面

男子洗面

モダンで落ち着いた空間、清潔で清掃しやすい材料を使っています。
壁、ダークウット調のメラミン板
床、玄昌石風のタイル。
カウンター、大理石。
天井は、段天井でAEP仕上げ。

女子洗面

女子洗面

洗面カウンターおよび鏡を大きくしています。インテリアは、男子と同じ。

障害者用洗面トイレ

障害者用洗面トイレ

3本引きの引戸を入口に設け、車椅子の方にご利用頂けます。

休憩室

休憩室

全く異なったアジアンテーストのインテリア
気分転換して、次の仕事に頑張れるそうです。
天井、化粧梁にアジロ天井
壁、輸入クロス
床、縁無し畳

休憩室 洗面

休憩室 洗面

茶と黒のコントラストを試みました。シックで好評のようです。

休憩室キッチン

休憩室 キッチン

一般的には、ミニキッチンの世界ですが、輸入の家具調のキッチンセットです。
カウンター、御影石
床、メープルフローリング

カテゴリー:話題の住宅

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